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ウエイト

バーベルスクワット

バーベルスクワット
別名---
足音なし
器具あり
効果のある部位
大腿四頭筋, 大臀筋, ハムストリングス
腹直筋, 脊柱起立筋

概要

バーベルスクワットは、足を肩幅に開き、股関節と膝を曲げ伸ばしする「スクワット」に、バーベルの重さを加えて行う応用トレーニングです。 主に下半身の中でも大きな筋肉である「大臀筋」を中心に、「大腿四頭筋」や「ハムストリングス」も同時に鍛えることができます。ヒップアップによる美しいライン作りはもちろん、大きな筋肉を刺激することで基礎代謝が上がり、痩せやすい体づくりにも効果的です。 通常のスクワットでは物足りなくなった方や、より効率的に負荷をかけたい方におすすめです。動きはシンプルで場所も取らず、足音も静か。テレビを見ながらの「ながら運動」や、自宅でのトレーニングにも最適な種目です。

初心者向け!バーベルスクワットの正しいやり方とポイント

ここでは、下半身を鍛える基本の種目「バーベルスクワット」について解説します。怪我を防いで効果を出すための、正しいフォームやコツを確認していきましょう。

1. 基本のフォーム

【準備:構え方】

  1. 姿勢をつくる
    両手にバーベルを持って背筋を伸ばし、まっすぐ立ちます。腕の力は抜いて、体の横に自然に下ろしておきます(バーベルを落とさないよう、握る力はキープしましょう)。

  2. 足の幅を決める
    足は肩幅くらいに開きます。つま先は真っ直ぐではなく、少し外側(30〜45度くらい)に向けましょう。

【動作:動き方】

  1. 体を下ろす
    鼻から息を吸いながら、「後ろにある椅子に座る」ようなイメージで、お尻を後ろに引いていきます。膝ではなく、足の付け根(股関節)から折り曲げるようにして、ゆっくり腰を落とします。

  2. 一番下で止める
    太ももが床と平行になる高さまで下げたら、一瞬動きを止めて筋肉を使っていることを感じましょう。

  3. 元に戻る
    口から息を吐きながら、足の裏全体(特にかかと側)で床をグッと踏み込んで、元の立った姿勢に戻ります。


2. 怪我を防ぐための注意点

膝や腰を痛めないために、特に気をつけてほしいポイントです。

膝とつま先の向きをそろえる

膝が内側に入ったり、逆に外側に開きすぎたりすると、膝を痛める原因になります。しゃがむ時も立つ時も、常に「膝がつま先と同じ方向」を向いているように意識しましょう。

膝を前に出しすぎない

膝がつま先よりも大きく前に出てしまうと、膝に強い負担がかかります。「膝を曲げる」ことよりも、「お尻を後ろに引く」ことを意識して動くのがコツです。

背中をまっすぐに保つ

腰への負担を減らすため、胸を張って背筋をまっすぐにキープします。背中が丸まったり(猫背)、逆に反りすぎたり(反り腰)しないように注意しましょう。

重心を安定させる

動いている間は、常にかかと寄りの重心を意識します。つま先やかかとが床から浮かないよう、足の裏全体でしっかりと地面を踏ん張ってください。


3. 効果をさらに高めるコツ

より効率よく筋肉を鍛えるためのポイントです。

動き出しは「股関節(足の付け根)」から

初心者の場合、どうしても膝を前に突き出すだけの屈伸運動になりがちです。これではお尻や裏ももの筋肉に効きにくく、膝への負担も増えてしまいます。「椅子に座るように足の付け根から折り曲げる」ようにすると、お尻を引く動きにつられて自然と膝が曲がる、きれいなフォームになります。

前を見て、お腹に力を入れる

目線が下がると背中が丸まりやすくなります。常に正面(または少し斜め上)を見て、胸を張りましょう。また、お腹にグッと力を入れて固める(腹圧をかける)ことで体が安定し、体幹もしっかり使えるようになります。

深くしゃがむ

腰を落とす深さが浅いと、特にお尻の筋肉への刺激が弱くなってしまいます。体の柔軟性が許す範囲で、太ももが床と平行になる高さまでしっかりとしゃがむことで、トレーニングの効果がぐっと上がります。

呼吸を止めない

きつくなると呼吸が止まりがちですが、血圧が上がったり気分が悪くなったりするのを防ぐため、呼吸は止めないようにしましょう。

  • 下ろす時に鼻から吸う
  • 上がる時に口から吐く

このリズムを保つことが、安全に力を出すコツです。

重さを少しずつ増やす

まずはバーベルを持たない(自重)、あるいは軽いバーベルを使って「正しいフォーム」を身につけることを最優先しましょう。フォームが安定して、10回余裕を持ってできるようになったら、少しずつバーベルを重くして、筋肉への負荷を上げていきましょう。

重さと回数の関係性

バーベルスクワットの重さを予測する指標としてRM(レペティション・マキシマム)を使用します。RMは、「ある特定の重量を、正しいフォームで最大何回持ち上げられるか」を示す限界の回数です。例えば、「10RM=70kg」なら、70kgを10回挙げるのがギリギリで、11回目は挙がらない(オールアウトする)重量を意味します。

「1RM」は1回だけ持ち上げられる最大重量(最大挙上重量)を指し、自分の筋力を測る指標となります。

RM早見表・最大挙上重量計算表(ベンチプレスver)

主に鍛える筋肉について

大腿四頭筋

太ももの前側にある4つの筋肉(大腿直筋、外側広筋、内側広筋、中間広筋)の総称です。膝を伸ばす動作などで使われます。人体で最も体積が大きく、基礎代謝の向上に大きく貢献します。

大臀筋

お尻の表面にある大きな筋肉です。股関節を伸ばす動作などで使われます。ヒップアップや美しい後ろ姿を作るために最も重要な筋肉です。

ハムストリングス

太ももの裏側にある筋肉群(大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋)の総称です。膝を曲げる動作や、股関節を伸ばす動作などで使われます。ヒップアップや脚のラインを整えるのに重要です。

他に鍛える筋肉について

腹直筋

腹直筋とはお腹の表面の部分、つまりはお腹の真ん中についている筋肉のこと。まるで板チョコのような形状をしており、腹筋が割れている状態は腹直筋がシッカリと鍛えられており、脂肪が周りにない状態を指しています。腹直筋はついている部分も非常に大きく、胸のすぐ下あたりから股下まであるのも特徴。さらに、一つの長い筋肉ではなく8つまたは6つのブロックに分かれているのもポイントで、一つ一つが腱でつながっています。骨盤の下にくっついているため、骨盤を動かすのも腹直筋ならではと言えるでしょう。

脊柱起立筋

背骨の両側に沿って縦に走る長い筋肉群の総称です。姿勢を維持したり、上体を後ろに反らす動作などで使われます。美しい姿勢を作るために非常に重要な筋肉です。

Supervisor

カラダバンク編集部

カラダバンク編集部にてフィットネスや食事に関する記事を執筆しています。