Karada Bank Style
自重

サイドシザース(自体重)

別名---
足音なし
器具なし
効果のある部位
腹直筋
大臀筋, 大腿四頭筋

概要

サイドシザースは、腹筋の中でも特に鍛えにくい**「腹直筋」の下部**や、太ももの筋肉を効率よく刺激できる種目です。横になるスペースさえあれば自宅で手軽に取り組めるため、寝る前の習慣としても最適です。この記事では、サイドシザースの正しいフォームや、効果を最大化するためのポイントをプロのトレーナーが徹底解説します。

【実践】サイドシザースの正しいやり方

間違ったフォームで行うと、腰を痛める原因になります。まずは回数よりも「正しいフォーム」を意識して行いましょう。

▼目安の回数

  • 1セット 20回(交差10回ずつ) × 3セット
  • ※セット間の休憩は30秒〜1分程度

▼準備(スタートポジション)

  1. ヨガマットなどを敷き、仰向けになります。
  2. 両手は体の横に置くか、お尻の下に敷きます(腰への負担が減り、骨盤が安定しやすくなります)。
  3. 両足を揃えて、床から30度〜45度くらいの高さに浮かせます。
  • ※腰が床から浮かないように、お腹に力を入れて床に押し付けましょう。

▼動作

  1. 【息を吸いながら】 両足を左右に大きく開きます。
  2. 【息を吐きながら】 内ももを締めるようにして、右足が上になるように足を交差させます。
  3. 再び足を開き、今度は左足が上になるように交差させます。
  4. この動作を、リズミカルに交互に繰り返します。

安全に行うための注意事項

サイドシザースは腰への負荷がかかりやすい種目でもあります。怪我を防ぐために以下の点に注意してください。

腰を反らさない(最重要)

  • 足の重みで腰が反ってしまうと、腰痛の原因になります。「おへそを床に押し付ける」イメージで、常に腰と床の隙間を埋めるように意識してください。腰が浮いてしまう場合は、足を上げる角度を高くするか、手をお尻の下に入れて調整しましょう。

クッション性のある場所で行う

  • フローリングなどの硬い床で直接行うと、骨が当たって痛む原因になります。厚手のヨガマットやバスタオルを敷いて行いましょう。

痛みを感じたら中止する

  • 股関節や腰に痛みを感じた場合は、すぐにトレーニングを中止してください。

サイドシザースで期待できる3つの効果

サイドシザースはお腹周りだけでなく、下半身のシェイプアップにも非常に効果的なトレーニングです。具体的にどのようなメリットがあるのかを見ていきましょう。

1. 下腹部(ぽっこりお腹)の引き締め

サイドシザースの最大のターゲットは、お腹の正面にある「腹直筋」の下部です。
一般的な上体起こし(クランチ)では刺激しにくい下腹を重点的に鍛えることができるため、気になるぽっこりお腹の解消や、下腹部の引き締めに効果が期待できます。

2. 内ももの引き締め(内転筋)

足を左右に開閉して交差させる動きは、太ももの内側にある「内転筋(ないてんきん)」を強く刺激します。
普段の生活では使われにくい筋肉ですが、ここを鍛えることで太ももに隙間ができやすくなり、スッキリとした脚のラインを目指せます。

3. 姿勢改善と代謝アップ

足を浮かせて支える動作には、上半身と下半身をつなぐ「腸腰筋(ちょうようきん)」というインナーマッスルが使われます。ここを鍛えることで骨盤が安定し、姿勢の改善が期待できます。
また、下半身の大きな筋肉を動かすため、基礎代謝が上がり、痩せやすい体作りにも役立ちます。


サイドシザースの効果を爆上げする3つのコツ

慣れてきたら、より筋肉に効かせるためのポイントを意識してみましょう。

① 「内もも」の筋肉を意識する

ただなんとなく足を交差させるのではなく、足を閉じる瞬間に「内もも同士をギュッと押し合う」ように意識してください。これにより、「内転筋」への刺激が強まり、太ももの引き締め効果が高まります。

② 目線はおへそを覗き込む

余裕がある方は、頭を少し持ち上げて目線をおへそのあたりに向けてみましょう。
上体が軽く丸まることで、腰が床に密着しやすくなり、同時にお腹の上部(腹直筋上部)にも刺激が入るようになります。ただし、首が痛くなる場合は無理をして上げる必要はありません。

③ 動作のスピードをコントロールする

反動を使ってバタバタと速く動かすのではなく、「開くときはゆっくり、閉じるときは素早く」といったようにコントロールして動かすと、筋肉への負荷が逃げにくくなります。丁寧な動作を心がけましょう。

④ 正しい呼吸を止めない

きつくなると呼吸を止めてしまいがちですが、酸素不足や血圧上昇のリスクがあります。
「足を開く時に吸う」「足を交差させる(力を入れる)時に吐く」というリズムを一定に保つことで、腹圧がかかりトレーニング効果も向上します。

まとめ:寝ながらできる「サイドシザース」で美ボディへ!

サイドシザースは、自宅で寝ながらできる手軽な種目でありながら、下腹部と内ももを同時にアプローチできる優秀なトレーニングです。

  • 腰が反らないように注意する(手をお尻の下に入れるのがおすすめ)
  • 内ももを意識して交差させる
  • 呼吸を止めずに行う

もし「腰が痛くなってしまう」「正しくできているか不安」という方は、プロのトレーナーに見てもらうのも近道です。

主に鍛える筋肉について

腹直筋

腹直筋とはお腹の表面の部分、つまりはお腹の真ん中についている筋肉のこと。まるで板チョコのような形状をしており、腹筋が割れている状態は腹直筋がシッカリと鍛えられており、脂肪が周りにない状態を指しています。腹直筋はついている部分も非常に大きく、胸のすぐ下あたりから股下まであるのも特徴。さらに、一つの長い筋肉ではなく8つまたは6つのブロックに分かれているのもポイントで、一つ一つが腱でつながっています。骨盤の下にくっついているため、骨盤を動かすのも腹直筋ならではと言えるでしょう。

他に鍛える筋肉について

大臀筋

お尻の表面にある大きな筋肉です。股関節を伸ばす動作などで使われます。ヒップアップや美しい後ろ姿を作るために最も重要な筋肉です。

大腿四頭筋

太ももの前側にある4つの筋肉(大腿直筋、外側広筋、内側広筋、中間広筋)の総称です。膝を伸ばす動作などで使われます。人体で最も体積が大きく、基礎代謝の向上に大きく貢献します。

Supervisor

カラダバンク編集部

カラダバンク編集部にてフィットネスや食事に関する記事を執筆しています。