Karada Bank Style
自重

サイドランジ(自体重)

別名サイドランジスクワット
足音あり
器具なし
効果のある部位
大腿四頭筋, 大臀筋
ハムストリングス

概要

サイドランジ(別名:サイドランジスクワット)とは、直立姿勢から片足を横に踏み出して重心を垂直に落とすことにより、下半身の筋肉を効率良く鍛えられる種目です。サイドランジは、特別な器具を必要せず、どこでも取り組める種目なので、自宅で下半身を鍛えたい中~上級者におすすめのメニューです。この記事では、「サイドランジ」の正しいフォームと注意点について、より効果を出すためのコツ、最後に様々なランジの応用種目について、プロのパーソナルトレーナーが徹底的に解説していきます。

サイドランジの正しいやり方

▼準備(スタートポジション)

  1. 背筋を伸ばして直立します。
  2. 足は腰幅くらいに開き、つま先は正面に向けます。
  3. 手は胸の前で組むか、腰に添えます。

▼動作

  1. 【息を吸いながら】 片足を真横に大きく踏み出します。
  2. 踏み出した足の股関節を引き込むようにして、お尻を後ろに下げながら深くしゃがみます。
  • ※反対側の足(伸ばしている足)の内ももが伸びるのを感じましょう。
  1. 太ももが床と平行になるくらいまで下げたら、一瞬キープします。
  2. 【息を吐きながら】 踏み出した足のかかとで床を強く蹴り、元の位置に戻ります。
  3. 反対側も同様に行います。

サイドランジの効果を高める4つのコツ

ただ足を横に出すだけでは効果は半減してしまいます。以下のポイントを意識するだけで、効き目が格段にアップします。

① 膝とつま先は「同じ向き」にする

踏み出した足の膝が内側に入ってしまう(ニーイン)と、膝を痛める原因になります。常に膝がつま先と同じ方向(正面)を向くように意識してください。

② お尻を「後ろ」に引く

膝を曲げるというより、お尻を後ろの椅子に座らせるイメージで動作を行いましょう。これにより膝への負担が減り、お尻と内ももへの刺激が強まります。

③ 上体は倒さない

しゃがんだ時に猫背になったり、上体が前に倒れすぎたりしないように注意しましょう。胸を張り、目線は前を向けたまま行うと体幹も同時に鍛えられます。

④ 戻る時は「蹴る」

元の姿勢に戻る際、なんとなく戻るのではなく、地面を強く蹴って戻りましょう。この瞬発的な動きが、内ももの引き締めに効果的です。


サイドランジの効果|なぜ内ももの引き締めに効くの?

サイドランジは、足を横に大きく踏み出し、片足に体重を乗せてしゃがみ込む動作を行います。この独特な動きにより、以下の3つの嬉しい効果が期待できます。

① 内もも(内転筋)の引き締め

最大のメリットは、太ももの内側にある内転筋(ないてんきん)を強烈に刺激できることです。
内転筋が引き締まると、太ももに隙間ができやすくなり、スラッとした美脚ラインを作ることができます。

② ヒップアップ効果

踏み出した足のお尻の筋肉(大臀筋)もしっかり使われます。
特にお尻の外側の丸みを作るのに効果的で、正面からだけでなく、後ろ姿も美しいシルエットを目指せます。

③ 基礎代謝アップで痩せやすい体に

下半身には全身の筋肉の約7割が集まっています。
サイドランジで大きな筋肉(太もも・お尻)を動かすことで、消費カロリーが増え、基礎代謝がアップ。結果として、脂肪が燃えやすく太りにくい体質へと変化していきます。


回数とセット数の目安

初心者の方は、以下のメニューを目安に行ってみましょう。

  • 回数:片足10〜15回 × 左右
  • セット数:3セット
  • 頻度:週2〜3回(1日おき)

まずは自重(重りなし)でフォームを固め、慣れてきたらダンベルを持ったり、回数を増やしたりして負荷を上げていきましょう。


サイドランジの応用メニュー【中〜上級者向け】

自重では物足りなくなってきた方におすすめのバリエーションです。

1. ダンベルサイドランジ

両手(または胸の前)にダンベルを持って行います。負荷が増える分、より強い筋力アップ効果が期待できます。
※ダンベルがない場合は、水を入れたペットボトルでも代用可能です。

2. サイドランジ・タッチダウン

しゃがみ込んだ際、反対の手で床(またはつま先)をタッチします。動きが大きくなるため可動域が広がり、柔軟性アップやカロリー消費の増加につながります。


まとめ:サイドランジで理想の「隙間」を手に入れよう

サイドランジは、自宅で器具なしでもできる最強の「内もも痩せ」トレーニングです。

  • 膝とつま先の向きを揃える
  • お尻を後ろに引く
  • 地面を蹴って戻る

これらを意識して継続すれば、必ず脚のラインは変わってきます。まずは1日10回から、スキマ時間に取り入れてみてください!

主に鍛える筋肉について

大腿四頭筋

太ももの前側にある4つの筋肉(大腿直筋、外側広筋、内側広筋、中間広筋)の総称です。膝を伸ばす動作などで使われます。人体で最も体積が大きく、基礎代謝の向上に大きく貢献します。

大臀筋

お尻の表面にある大きな筋肉です。股関節を伸ばす動作などで使われます。ヒップアップや美しい後ろ姿を作るために最も重要な筋肉です。

他に鍛える筋肉について

ハムストリングス

太ももの裏側にある筋肉群(大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋)の総称です。膝を曲げる動作や、股関節を伸ばす動作などで使われます。ヒップアップや脚のラインを整えるのに重要です。

Supervisor

カラダバンク編集部

カラダバンク編集部にてフィットネスや食事に関する記事を執筆しています。