標準体重・美容体重・シンデレラ体重を計算してベスト体重を見つけよう【計算ツールあり】

3つの体重指標(標準・美容・シンデレラ)とは?
まずは、身長から割り出す3つの体重指標について解説します。
これらはBMI(Body Mass Index)という肥満度を表す体格指数を元に計算されます。
1. 標準体重(BMI 22)
〜健康的に過ごしたい方向け〜
日本肥満学会などが提唱する、最も病気になりにくく健康的とされる体重です。適度な脂肪があり、健康的で体力のある印象を与えます。
2. 美容体重(BMI 20)
〜スリムでスタイル良く見せたい方向け〜
標準体重よりも少し脂肪が少なく、服を綺麗に着こなせる見た目重視の体重です。健康を損なわず、かつスリムな印象を与えるバランスの良い数値と言われています。
3. シンデレラ体重(BMI 18)
〜モデルのような華奢さを求める方向け〜
モデルや女優のように、非常に細い体型を指します。見た目は非常にスリムですが、BMI18.5未満は「低体重(痩せすぎ)」に分類されるため、体調管理には十分な注意が必要です。
※参考:モデル体重(BMI 17)について
さらに細い「モデル体重」という言葉もありますが、BMI17という数値は痩せすぎによる健康リスク(生理不順や骨粗鬆症など)が高まる可能性があります。健康的な美しさを目指す上では、無理な減量は推奨できません。
体重の「数字」だけを追ってはいけない理由
ここまで計算式をご紹介しましたが、プロのトレーナーとしてお伝えしたいことがあります。
それは、「体重の軽さ = 見た目の美しさ」とは限らないということです。
同じ体重でも見た目は違う?
「シンデレラ体重になったのに、鏡を見たらお腹がぽっこりしていた」「ガリガリで不健康に見えると言われた」というケースは少なくありません。
その原因は、筋肉量と体脂肪量の違いです。
脂肪は筋肉よりも体積が大きいため、体重が軽くても脂肪が多いと太って見えたり、たるんで見えたりすることがあります。逆に、体重が重くても筋肉がしっかりついていれば、引き締まった美しいラインに見えます。
理想の体を目指すなら、体重という「数字」だけでなく、「体脂肪率」を指標にすることが大切です。
美しく見える「体脂肪率」の目安
では、具体的にどれくらいの体脂肪率を目指せば良いのでしょうか。
年齢や骨格にもよりますが、一般的な目安は以下の通りです。
女性の場合:21%〜24%
ほどよく筋肉があり、女性らしい柔らかさも残る、最も健康的で美しいとされるラインです。モデルなどを目指す場合は14%〜20%を目指すこともありますが、低すぎるとホルモンバランスが乱れる原因となる場合があります。
男性の場合:14%〜17%
腹筋がうっすらと割れ、引き締まって見える理想的な数値です。
重要なのは、体脂肪率は「低ければ低いほど良い」わけではないということです。自分のライフスタイルや体調に合わせ、無理のない範囲でコントロールしましょう。
プロ推奨!体脂肪率から逆算する「目標体重」の決め方
「今の体重から何キロ痩せれば、理想の体脂肪率になれるの?」
そんな疑問を解決するために、体脂肪率をベースにした目標体重の計算方法をご紹介します。
ステップ① 現在の体脂肪率を測る
まずは体組成計を使って、現状の体脂肪率を把握しましょう。
家庭用の体組成計がない場合は、ジムなどの施設で計測するか、この機会に購入を検討してみるのもおすすめです。
- リーズナブルに測りたいなら:オムロン 体重・体組成計 カラダスキャン HBF-212
- スマホ連携で管理したいなら:オムロン 体重体組成計 カラダスキャン KRD-703T
ステップ② 除脂肪体重(LBM)を計算する
現在の体重から、脂肪を除いた重さ(筋肉・骨・内臓などの重さ)を計算します。
【計算例】体重65kg、体脂肪率32%の場合
※この人の脂肪以外の重さは44.2kgです。
ステップ③ 目標体重を計算する
なりたい体脂肪率(例:20%)を設定し、そこから逆算して目標体重を出します。
この計算により、「筋肉量を落とさずに脂肪だけを落とした場合の理想体重」が導き出せます。
最後に、この体重がBMIの適正範囲(18.5以上)に入っているかも確認しておきましょう。
理想の体型を叶えるためのポイント
計算で目標が決まったら、あとは実行するのみです。
健康的に引き締まった体を作るためには、以下の2点を意識しましょう。
1. バランスの良い食事(PFCバランス)
ただカロリーを減らすだけでは、脂肪と一緒に筋肉も落ちてしまい、リバウンドしやすい体になってしまいます。
三大栄養素であるPFC(タンパク質・脂質・炭水化物)のバランスを整え、ビタミンやミネラルもしっかり摂取しましょう。特に筋肉の材料となるタンパク質は重要です。
2. 適度な運動(筋トレ+有酸素)
食事制限だけでは、メリハリのあるボディラインは作れません。
- 筋力トレーニング:筋肉量を維持・増加させ、基礎代謝を上げる。
- 有酸素運動:脂肪を燃焼させ、心肺機能を高める。
これらを組み合わせることで、体重の数値以上に見た目が美しく変わっていきます。
まとめ
体重はあくまで一つの目安に過ぎません。
「シンデレラ体重」という言葉に惑わされすぎず、ご自身の適正な体脂肪率と筋肉量を意識して、健康的で美しいボディラインを目指しましょう!

カラダバンク編集部
カラダバンク編集部にてフィットネスや食事に関する記事を執筆しています。
